Feature 01

歴史

長年にわたり地域とともにしてきた歴史

境内は、永正8年に建てられた正面鳥居や元禄15年奉納の狛犬など、歴史的な価値のある文化財が今も残されており、訪れる方々へと過去の風景をお伝えしています。中でも、阪神・淡路大震災などの困難を乗り越えた復興の歴史もあり、地域住民の皆様とともに歩む場所として、今も変わらぬ信仰と尊崇を集めております。西淀川区の人々にとって歴史と心の繋がりを象徴する大切な存在であり、これからも地域とともに歩み続けます。

時代を超えて皆様に寄り添い続けた場所

西暦869年、貞観11年に西淀川区で創建された、住吉三神と神功皇后の住吉四神をお祀りする歴史ある神社です。以来、千年以上にわたり地域の氏神として、地元の人々の生活と心を見守り続けてきました。社名は時代とともに変遷し、田蓑嶋神社、住吉神社を経て、明治元年に現在の社名へと改められています。時代を超えて、地域の人々が安らぎを求める場所であり続け、祭礼や人生儀礼を通して、神社と地域との繋がりが深く育まれてきました。また、天正年間には徳川家康公が当地を訪れ、歴史の中で重要な役割を果たしています。

徳川家康公との縁が深いことでも有名

千年以上の歴史を誇る西淀川区の神社ですが、徳川家康公との縁も知られています。天正年間に家康公が当地を訪れた際、田蓑嶋の漁民たちは神崎川の渡船を勤め、その奉仕により特別な恩賞を受けました。「全国どこで漁をしても良し、税は不要」と認められ、田地も与えられ、村の繁栄がもたらされた歴史があります。この縁により、後の寛永8年に徳川家康公を奉る境内社が建立され、この歴史は今に伝わっています。また、家康公の関東下向に際して、氏子らが江戸へ同行し、現在の東京都中央区佃に分霊を奉戴した出来事もあります。

Access

アクセス

田蓑神社

住所

〒555-0001

大阪府大阪市西淀川区佃1丁目18−14

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電話番号

06-6471-5416

06-6471-5416

FAX番号 06-6471-5059
営業時間

いつでも参拝可能

定休日
設備・特徴

・駐車場2台

・祈祷は事前予約制となります。ご希望の方はお電話でご連絡ください。

最寄駅 阪神本線「千船」駅より徒歩約15分
JR西日本東西線「御幣島」駅より徒歩約30分

アクセス

大阪シティバス「佃」停留所から徒歩約6分での位置にあり、公共交通機関からのアクセスも良好です。駐車場も2台分完備しており、車でもお越しいただけます。 周辺地図

長年大切にされてきた歴史のある場所

長い歴史の中で、恒例祭や人生儀礼は地域住民の皆様と神社を結ぶ大切な役割を果たしてきました。歳旦祭や祈年祭、新嘗祭などの恒例祭は、皇室の弥栄と国の繁栄、地域の安寧を祈るものとして、古くから町全体が協力して奉仕する日本の伝統的な宗教行事として今も受け継がれています。また、七五三参り、安産祈願、初宮参りなどの人生儀礼においては親から子へと伝えられる地域文化であり、個人の人生の節目に神様のご加護をいただく機会として、西淀川区で大切にされてきました。

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